関東 GPGPU 勉強会に行ってきました

関東GPGPU勉強会 : ATND

先日のことです。

参加者層が僕はよくわからなかったので、多分入門とかソフトな感じの勉強会なんだろうなと思って TL 流れてきた瞬間に参加ボタンを押したのですが、発表タイトルだけ見て非常にハードなことを感じました。実際発表聴いててなかなかハードでした。

全部書くと長いので幾つか。

GPGPU DE いろんな問題を解いてみたりした

NVIDIAAMDGPU で同じように問題を解かせてみた話、OpenCL で。

OpenCL は使ったこと無いのでなんともいえませんが、なんか AMD の方はカーネルを起動する速度があまり速くないらしい(?)のでカーネルを計算中に何度も起動するようなコードは遅くなりやすい、というような結論だったと思います。

なんか GPGPU するなら CUDA みたいな風潮が強く感じられるのはこういうところにもあるのかも知れないな、とか勝手に思ってました。

LLVM meets GPU

CUDA5 のプレビュー版にある CUDA Compiler SDK から LLVM IR サブセットである NVVM IR を使って任意の言語(今回はPython)で CUDA を動かしてみたという内容。

先日 CUDA5 のプレビュー版をダウンロードできるようにしたので明日あたり試そうと思うのですが、CUDA5 から非常に夢が広がる何かを感じられて嬉しい発表でした。

NVIDIA GPUのメモリモデルと仲良くなる

CUDA のメモリモデルは結構特殊で、用途に合わせないとパフォーマンスが出ないという悲しい現実があります。その辺の色々あるメモリの種類を解説した話。

GK110 のホワイトペーパー既に出ていたことがここで分かったので、早速ダウンロードしましたが、Hyper-Q とか Dynamic Parallelism とか、Kepler の目玉機能とかは GK110 じゃないとサポートしてないので、実質的な Kepler 世代アークテクチャは GK110 からみたいな感じになるのではないでしょうか。Compute Capability は 3.5 らしいですけどね。

懇親会

当日になって懇親会の存在を把握したので、参加するしかないということで参加。

まあプロの人とか、会社の人とか多くて学生身分でビクビクしてました。

色々横に居た先輩とかとなぜか C++11 の話をしていましたが、その後は @fadis_ さん @ponkotuy さんと perl のようなものとか、CUDA とか、よく分からない雑多な話とかで盛り上がりました。

懇親会で一番驚いたのは、主催の @telmin_orca さんから「闇鍋の人ですか!?」って言われたことです。そういう風に知られていたりもするのか。

またしても「次の闇鍋いつですか!?」と訊かれましたが、いつやろうか悩みますね。

余談

闇鍋プログラミング勉強会のことを「ヘテロジニアスなプログラミング勉強会」と呼ぶとかっこよく見えますね。